予告を見る限り、良さげじゃないですか?笑
「シネ健は予告作りがうまい」 と言われたことがありますが、
それって褒めているのか何なのか。笑
とにもかくにも見てみて下さいませ☆

『ナイランド 〜なくし者賛歌〜 』 2007/日本/カラー/51min/アドベンチャー風ファンタジー
なくしものを した者だけが 訪れる島。 そこは、なく島。

出演:川島田ユミヲ YUME 李貞儀 山田望乃 衣畑裕司
月乃光司(こわれ者) 高橋なんぐ(NAMARA) 森下英矢(NAMARA)
江口歩(NAMARA代表) 他
監督・脚本・撮影・編集:松本卓也
製作:シネマ健康会
最も優しくない映画監督が描く、最も優しい映画―
【ストーリー】
その人にとって何か大切なものをなくした時、夢うつつの中 辿り着く島、なく島。
その島から脱する方法は、島のどこかにある「なくしもの」を探し出す事であった。
なく島に、長い間滞在している栄子は、自身のなくしものが何かも分からずにいる、
特異な人間の一人。
栄子は、音を無くした作曲家の久保と共に、
毎日 島に辿り着く人達の手助けをしていく…。
【 解 説 】
「なくしものをした者だけが訪れる島」という自主制作映画では
不可能に近い架空の島の設定を実現させたのは、
人口400人弱の新潟県の離島、粟島。
今も残る自然と、綺麗な海は絶好のロケーションで、
粟島役場も全面協力、島の子供達をはじめ島民も出演。
2006年の夏、完全離島ロケで撮影された。
音楽はTVドラマの主題歌等も参加しているアーティストYUMEが担当。
今作では主演の一人としても出演している。
【各界の著名人の方からの松本作品に対するコメント】
『青春ダウジング』
つくり手は野球のピッチャーと同じだと聞いた。
地肩120キロのピッチャーは、決して155キロの球は投げられない。
「青春ダウジング」
松本監督の球速は何キロか?今の球はかなり速かったのではないか!?
誰かスピードガンを持ってないか?
― 野嵜貴宏さん(CMプランナー)
『私は落ち 陽は赤黒く』
感情を飛び越える急激な速度のある作品だと思いました
― 岩沢正美さん(フーバーオーバー)
さわやかな映像の中に毒があり、それが独特の魅力になっている。
― 月乃光司さん(こわれ者の祭典代表)
「ノーマネー・ノー真似」の精神を貫きつつも、
常に新しい事にチャレンジしている感じが、私はスキです。
― 平本菜美さん(IMAGICA )
ポップさの中にドロドロとした有象無象が渦巻いていたり、
シリアスの隣に妙な偶然や笑いが佇んでいたり、
なんだか一筋縄ではない魅力とエナジーが、画面に満ち満ちているなぁ、と思ったのです。
それは、松本監督の人間力の為せる業なのでしょうか。
松本監督の撮る画は、カメラを通したとはにわかに信じ難いほど、
人間味のある映画だなぁ、と思ったのです。
― 濱埜宏哉さん(野狐禅)
素敵なものが見れてよかったなぁと思いました。
そっちょくに言って感動したです。
ヘンテコとホロリのタイトロープダンサー的作品っぷりに、だつぼうです。
最後に見事に足をふみはずされて、ポロリと、きたです。
どの作品もそれぞれバッチリ個性がありつつも、
根底には、言葉では表せぬ一貫したメッセージがあるように思いました。
それが松本作品のオリジナリティーの源なんだろなって思いました。
言葉では表せぬまま、あるいは言葉では表されぬまま、
これからも素敵な作品を期待しつつ。
― 竹原ピストルさん(野狐禅)